深蒸し八女茶(深蒸し煎茶)/茶器  通販・販売 ショッピングサイト 茶匠 むろぞの

深むし茶へのこだわり

農林大臣賞受賞への道

当店社長(父)の口ぐせ・・・「教科書どおりのお茶を作るな」 父が深むし茶を知ったのは今から45年前のことでした。父は静岡のKさんの工場で深むし茶に出会い、「これはうまい!」と思い八女でも深むし茶を作ろうと決めたそうです。

当時、八女地方には深むし茶が全くありませんでした。 それから2年間、静岡のKさんの工場で勉強し、八女に戻り、深むし茶を作り始めました。ところが、静岡のように、深い味のあるお茶はできませんでした。

そこで、もう一度、静岡のお茶とどこが違うのか確かめに行ってきました。
しかし、八女でも新茶の生産が忙しい時なので1泊しては八女に戻るという繰り返しでした。
八女に戻り、すぐに工場に入り、作ってみるがうまくいかない。
ずっと考えているうちに八女で深むし茶を作るなら、「自分で八女の茶葉にあった作り方を見つけないと」と思ったそうです。
八女と静岡では気候、気温、土、茶葉の質が全く違うからです。
それからは、静岡で学んだ作り方をやめ自分流の作り方を始めました。

普通の煎茶は畑から摘んできた茶葉を蒸し機にかけ蒸気で蒸します。その蒸気の量を多くし、時間を長く蒸すのが深むし茶です。お茶づくりの中で最も大切なのがこの「蒸し」加減なのです。この「蒸し」さえうまくいけば何とかなると思い、通常8年はもつ蒸し機も1年で変えてみたり、モーターを倍の大きさにしたりしました。  それから5年、蒸し機の大きさ、蒸気の量、時間を工夫しやっと見つけたのが今の当店の深むし茶です。蒸し機の後の工程も、今までより温度をより高くし、時間を短く、そして素早く茶葉を乾かし、揉む。それにより、お茶の旨みを逃さず「茶匠むろぞの流」の深い味わいのある「深むし茶」が、約10年の歳月をかけて完成したのです。 その思いが「農林大臣賞受賞」という結果をもたらしました。

(新茶の時期5月から6月くらいまではまだそこまで顕著に症状が出ないかもしれませんが)夏から秋口以降は特に劣化の度合いがはやくなります。

私たち「茶匠むろぞの」がこだわるのはそこです。
真空パックの封を切ってからの品質、製品の色、湯呑みに出した時の水色(すいしょく)、もちろん美味しい味をどれだけ長く誇示できるか常に、そこにもこだわりを持って取り組んでいます。

このごろは、なるべく低い温度で長い時間をかけて形と色の良いお茶つくりが主流になっています。

私達は、香りがよく、水色(すいしょく)の濃い、飲んだ後にうまい後口の残る当店独特の深むし茶を飲んでいただきたい、そして、お茶の試験場で学んだ製造法とは違う作り方ですが、当店の味を求めてくださるお客様がおいしいと言ってくださるこの味を守っていきたいと思います。


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